
一番安くStarfieldを遊ぶ環境が欲しいならRX7600がベストチョイスになります。
FPS的にもウルトラ設定で45以上をだしますし、この秋に出る予定のFSR3.0の利用で60超えは確実でしょう。
このゲームを製作しているbethesdaはAMDとパートナーシップを結んでおり、親会社であるMicrosoftが販売しているXBOXもAMD製のグラボを搭載している関係上、AMDのGPUで最高のパフォーマンスを発揮するように作られています。
リリース時点でアップスケーリング技術であるFSR2.0の利用が可能であり、この技術はGPUのメーカーを問わず使用する事が可能です。
画像アップスケーリングでFPSが上がる仕組みについては、画像が綺麗になるので元画像の質を落とす事でGPU負荷を減らして画質を上げた物と同程度に見えるようする仕組みです。
DLSS3.0のようにAIを利用して、フレームとフレームの間に新規にフレームを生成して差し込む技術とは異なるアプローチになります。
このフレーム生成技術でのFPS向上はAMDはこの秋中の公開を目指しているFSR3.0で対応予定で、これがリリースされてMODが提供されるのも確実なので、AMD製のグラボを利用するとこのゲームをさらに楽に遊べる事は間違いないでしょう。

また直接ライバルになるRTX4060とは\6000以上の価格差があり、バンドルされるスタンダードエディションの価格も含めると3万円程度で買えると考えるとStarfieldを遊ぶだけなら、これで充分と言えるでしょう。

そして、値段差1万3千円安く買える、RX7600のベンチマークになりますが。

1万3千円安いRX7600の方がFPSが高いという数値が出ています。
しかもこの数値はFSR3のリリースで更に開く可能性があるという事です。
上記のようにRX6600,RTX3060でも30FPS(Switchレベル)で遊ぶのにはストレスは無いでしょう。しかし、最高設定で遊ぶにはRTX4060やRTX3060tiが必要になっています。
では無条件でAMDのグラボを選択していいのでしょうか?
ゲームだけに関しては、AMDのグラボのコスパはnVidiaをかなり引き離してると言っていいでしょう。
最高性能を出せるグラボはnVidiaのRTX4090が飛びぬけている事は疑いの無い事でしょう、しかし30万円近くするグラボを個人で購買するのはかなりの好事家になるのでは無いのでしょうか?
一段階落としてVRAM16GBを持つRTX4080を買うとしましょう。

今世代の個人向け最高峰のRTX4080は前世代の3090を超えたCUDA数を持ち、演算性能は実に1.4倍もの差を誇ります。こちらを利用すると大体のゲームに置いて4Kで60FPS以上を誇り8Kも見える性能になりますが。

実は高性能グラボを比較する場合AMDのグラボがコスパ上はかなり高くなっています。このRX7900XTXはラスタライズ性能だけ見れば、RTX4080を7%上回り、VRAMも1.5倍の24GBとどちらも上回っていて、なおかつRTX4080よりも1万円安くなっています。

そして、RTX4070tiを超えてRTX4080より7%程性能は低いが、VRAMは4GB多いこのRX7900XTでは価格上では19%も低い値段で売っています。
RTX4000番台の売りはDLSS3.0でのフレーム生成(FG機能)と言われていますが、AMDもFG機能を追加したFSR3,0を今秋中にリリース予定になっています。
つまりゲーム使用でのアドバンテージはAMDがコスパ高いと言うのは間違いないと思います。
ではPCでのグラフィックボードはゲームにしか使用されないのでしょうか?いいえそれは違います。
PCの性能の向上が著しい現在では、10年前の最高峰グラフィックボードの性能を安価に超えてきているのが現状になっています。10年前の高性能グラフィックボードであるGTX480のCUDAコア数が480基で、現在販売しているRTX3060で3584基と7.5倍にも達しています。
実は、10年前に会社で利用されていた各種開発用のPC(業者向けハイスペック)を大幅に上回ったPCを個人で所有できている状態なのです。
その結果、動画編集、3Dオブジェクトの生成、ゲームの開発までも在宅ワークとして可能なレベルに育っています。つまり以下の動画で紹介している作業においてもグラボを考える必要があるということです。
ここまで色々語ってきましたが、やはりnVidiaの優位性は高く、ゲーム以外の用途も視野に入れる方はAMDのグラボを選ぶのは厳しいでしょう。しかし逆を言えば安価に使用できるグラボとしてはRX7600に過不足はありません。
実際に友人に勧めましたが、Vtuberとしての配信作業の一通りを充分にこなし、Starfieldの配信も充分こなしているのを確認できました。
みなさんもPCの買い替えやグラボの買い替えを検討しているのでしたら、今回の記事を参考にしてもらえると幸いです。
また個別の相談もコメントにて受け付けておりますので、お気軽にコメントを残して頂けると活動の励みになりますのでよろしくお願いします。
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