友人のVtuberから、さらに友人のPCの相談が来ました。
こちらの方からの相談になります、立ち絵も可愛くお声も素敵なVtuberさんです。
この質問を受けて気になったポイントがあるので情報収集に質問をしました。
officeって実は高額で、バンドルしても値段変わらないのでこれをつけるかどうかだけでRTX4060tiがRTX4060に変わるくらいの値段差になります。
自分はそれもあってGoogle先生にお世話になっていたりします。
次に予算についてですが、優先すべきは安さか性能かで変わって来ます。 つまり
「その作業ができるなるべく安い金額で抑えたい!」か「その金額内で一番性能が良いPCが欲しい!」
かで大きく変わるからです。
「ほどほど位がいいそうです、モニターも買うからと」との返事が返ってきたので、
『現状3D性能を求めれば2D性能は飽和しているので、グラボ自体は最低限の性能で良いからコスト重視で探して良い』と判断しました。
その上で本人の意向にあった、officeとモニターを足して『20万円以内でなるべく安くデスクトップPCを』探そうとなったわけです。
ここで基準となるPCに関してはBTOを参考にすると価格を参照しやすい感じです。もちろん安いPCは沢山ありますが、今PCを買おうと思ってる場合は個人的に数点大事にしているポイントがあるので、そこを記載します。
・長く使うと仮定すると性能はそこそこ欲しい
・良いPCはやれる事の幅を広げるので触りだすと欲が出る
・2,3万をケチると2倍くらい性能差が出るのがこの値段帯
実際問題数字にすると、10万円に近くするとグラボはGTX1660とかが出てきます。このグラボのラスタライズ性能は3Dmarkを参照すると【5473】になります。あくまで参考数値にはなりますが、これをRTX4060にする変更すると【10665】となり倍に跳ね上がります。グラボとしての値段差は2万ですが倍変わるのは大きく違いますよね?、PC関連の性能を求めると性能と値段のバランスは最初急激に上がってダンダン緩くなる曲線を描きます。例えば最高峰のRTX4090は【36213】となり7倍くらいの性能になりますが、価格は14倍になるんですよね。
というわけで最低価格で考えるとこういったPCが出てきます。
こちらオススメではないのでリンクは張りませんが、価格的には最安値の構成でよく出るのがこの辺になります。ここでポイントがいくつかあります。CPUとグラフィックボードが1点。
そしてメモリとストレージ容量ですね。ひとつ前の記事でも語りましたが今回の方は開発でPCを使用するとの事なのでメモリは多いにこした事がないですし、ストレージも最低限1GBは欲しいですね。
その上でCPUがRyzen4500というのはかなり厳しいです。ゲームを遊ぶだけなら良いのですが、実は4500は結構古いCPUでして、それから3世代程CPUは世代交代しています。この世代交代で大体20~30%程性能が向上しているので3世代となると60~90%、つまり倍近く性能が上がってるんですよね。ざっくりとRyzen4500は6コア12スレッドと表記されています。これは同時に12個のプログラムを並列処理できるって事です。大体の事はこれで事足りますが、コア数もスレッド数も近年は増加傾向になります。
特に最新世代はシングル性能、つまりシングルタスクを行う性能を重視して向上させているので最新世代の最安値CPUですらブラウザを使用した時の引っかかりが激減してるんですよね。
次に見て欲しいポイントが同じCPUでグラフィックボードが1660SuperからRTX4060に代わっています。価格で見ると1660Superが25K円、4060が45K円なので2万円差になるべくところが3万円上がってますね。これが売れ筋ポイントでの利ザヤになるじゃないかと思っています。一番売れるモデルに利益を載せたいのだろうなと考えています。では参考価格になるドスパラのモデルでのオススメはどれか?になりますよね。
CPUにintel 13400F(10コア16スレッド)で最新世代になるのでシングル性能は充分早く、比較すると第11世代CPUで最高性能の11900K(当時10万円)と比較して10%程上になります。いやー世代交代って怖いですね。その上でRTX4060tiとグラフィックボードの性能も充分になりますし、予算内に納まっています。グラボがRTX4060から4060tiに上がった代わりにストレージが半分の512GBかーこれを増やすと今キャンペーンやってるから5500円プラスかーってなりますよね?
でもリンクないよね?ええ、これはオススメではありません。この金額帯よりも良いものを紹介する予定ですから。
今コスパが一番高いPCを買うなら駿河屋さん一択になります。これまでコスパNo1はフロンティアさんと評価されていて、上記にも参考にフロンティアさんのPCを例にだしていますが、まず金額が5000円高いのを前提にした上でフロンティアさんのPCのメモリとSSDを23GB、1TBに合わせると1万円上がるので逆に5000円こちらの方が安くなるんですよね。BTO各社動かなければ返品も可能ですし、後は保証の範囲になりますがどこのメーカーで買っても当たり外れは必ずありますこれはメーカーのせいではなく、PCはパーツが組み合わさって出来上がるもので、PCのパーツの不良品は0にはできないからです。それに経験ある方もおられるかもしれませんが、windowsを使ってるうちにプログラムとパーツでぶつかって不具合からバグが起きる可能性があるからですね。ただ駿河屋さんでは初期状態で動作確認を行っているので、来た日にちゃんとバックアップの設定をしておけば直す事は用意ですので問題はありません。
ちなみにこちら4000円ダウンでRTX4060tiをRTX4060にダウングレードしたモデルもありますが、4000円追加でグラフィック性能が30%アップは破格なのでこちらのモデルをオススメした次第です。
またこちらの選択を取る事も可能です。上のモデルより5000円アップでグラフィックボードが4060tiから4060にダウンしたモデルになります。ストレージに不安があるのであれば
PCハード4TB ハードディスク増設 オプションでHDDの追加もこちらでは可能になりますので用途に合わせて追加になりますね。ただしAmazonで外付けSSDを追加した方が使い勝手が上がるので積極的にはオススメしません
こちらのモデルを勧める理由はCPUがintel13700(16コア24スレッド)とCPU性能が60%up(グラフィック以外の処理時間が速くなる)代わりにグラフィック性能が30%ダウンとなりますが、開発メインで使うならグラフィック能力よりCPU能力を上げる方が恩恵が大きく、現状CPUの性能を上げるとPCのランク全体が上がる為に他のBTOメーカーではRTX4060にintel13700を組み合わせたモデルがほぼ無いからですね。どちらを選ぶかは使い手次第ですので悩むのもPC選びの楽しみだと思います。
モニターの話題が出たので、ガジェット系としての血が騒ぐのでオススメを数点、理由と共にご紹介致します。
10月14日 0:00から 10月15日 23:59まで Prime感謝祭があります!この期間に買えば2%以上のポイントバックがあるので2%引きと同等になるので良い機会になりますね。
ではモニターを各種御紹介しましょう。
まずは15000円のモニターですが、こちらセールの度に割引で12800円まで下がるので今回もその価格になるんじゃないかと思っています。フルHDの解像度ですが、パネルもVAで発色も良くリフレッシュレートが165hzあるので画面の滑らかさはかなりの物です。2Dを開発するのでしたら、間違いなく高いリフレッシュレートになるので、それが確認できるモニターと言うのは需要に合うのでは?って判断です。
こちら現在だけですが5000引きで\27800となっています。上記のモニターと違うアプローチでリフレッシュレートは60Hzと一般的ですが解像度が4Kとなっております。28inc4Kモニターの圧倒的な作業スペースは使うと病みつきになる事うけあいです。
inoccnもKooruiも中国メーカーですが、パネル自体は日本製を使用しています。どちらも無駄を省く事で金額を下げる努力があり、格安だから発色が悪いなんて言う事もありません(自分もKooruiのモニターを使用しています)音質悪いけどとりあえずつけているスピーカーをつけない、本体に七色に発色するパーツをつけない簡素化する、等の努力により格安でも確実なモニターになっているのでご一考の程を。
上記モデルが\154,800+モニター\12,800+office\27,000で合計金額194,600円
予算内に納まったんじゃないでしょうか!
以上、予算内での一押しPCの御紹介でした。皆さまも良いPCライフを!
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